レース一周目から、大崎 誠之選手(SP忠男レーシングチーム)、中富伸一選手(HiTMAN RC甲子園ヤマハ)らと、4台のトップグループを形成、レース序盤にはトップの大崎選手を幾度も脅かし、最終ラップの最終シケインまで3位の中富選手と順位を入れ替えながらの激しいバトルを展開。惜しくも4位でチェッカーを受けました。
3位の中富選手とのタイム差は1秒以内、優勝した大崎選手との差は約4秒でした。 このクラスは全日本チャンピオン経験者、元世界GPライダー、ワールドスーパーバイクライダー等、有力選手が数多くエントリーしており、表彰台に乗ったライダー三人もバイクメーカー系の契約選手でした。この激戦区において、今季数戦しかエントリーしていないスポット参戦のプライベーターである大木 崇行選手が上位入賞することは快挙であり、同選手のレーシングライダーとしてのスキルの高さもさることながら、MHプロダクツのサスペンションモディファイの優秀さも証明しました。
このレースの入賞によって、2010年のランキングも4位に浮上。
脅威のプライベーター、大木 崇行選手の来シーズンの活躍にも期待しましょう!
(レースレポート・市川 拓)